金北山

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■山域:金北山(新潟県佐渡市)

■日程:平成26年5月3日(土)~5月4日(日)

■メンバー
CL 菊地/同格 石戸谷/SL 宮田/食当 村井/気象 嶋田/装備 玉井/医療 吉田

■行動記録
5月3日(土) 晴れのちくもり

07:54 内野駅出発。菊地はあと一歩のところで電車に乗り遅れる。一本遅い電車に乗ってもらい佐渡汽船で合流することに。車内は休日だからか意外とすいている。

08:20 新潟駅着。ここでバスに乗り換える。GW初日とあって、佐渡汽船行きのバス乗り場には長蛇の列ができていた。予定していたバスには乗り込めず、10分後のバスに乗ることにする。もっと時間に余裕のある行程を組んでおくべきだったと後悔…
ちなみに遅刻者対策として設定していた10:20発のジェットフォイルはすでに満席になっていた。

08:50 佐渡汽船乗り場着。人が大勢いる。私は今までに2回佐渡汽船を利用したことがあるが、ここまで混んでいるのは初めてだ。

09:25 おけさ丸に乗って新潟港発。2等船室の絨毯席には座れず、イベントプラザの隅にザックを置いておく。船内では山好きのおじさんの熱い山のお話を聞く。この方にはいろいろお世話になった。

11:55 両津港着。曇っていて、新潟よりも寒かった。ドンデン山荘行きライナーバスの乗車券を購入する。

12:40 両津港発。ライナーバス(予約制)は乗客のほとんどが登山客だった。途中のアオネバ登山口で3分の2の乗客が降りる。これからアオネバ溪谷を登ってドンデン山荘に泊まるのだろう。あとで聞いた話だが、アオネバ溪谷は花が豊富だったらしい。

13:14 ドンデン山荘下の駐車場に到着。思ったよりも風が強く。ガスもかかり視界が悪い。ドンデン山荘でテン場の受付をする。一人500円。山荘のトイレ(ウォッシュレットでめっちゃキレイ!)を使用でき、水もあるのでかなり快適。登山ポストもここにある。
風が非常に強くテントを張るのに難儀する。V8テントは背が高くまともに風の抵抗を受ける。テン場はそこそこ広くV8でも張れるが、コンクリートの地面と芝生の地面があり張綱の張り方に注意が必要だろう。テントは他に7張。

14:00 予定ではこれから尻立山をピストンするのだが、あまりも風が強く、ガスも濃いのでカットすることに。その後夕食作りまでフリーに。

16:00 天気図作成&夕食作り
 気象の嶋田が天気図前にバタバタする。ただ、天気図は上手くかけた模様。夕食はビーフシチュー。めちゃくちゃうまくて、コッヘルに残っていた分が一瞬で消えた。食当の村井がつくったペミカン(バター)がみんなからの絶大な支持を受ける。ごはんもなかなか上手に炊けていて素晴らしい。

17:40 ミーティング
 気象による天気予報。明日は晴れるらしい。全員のテンションが上がる。

21:00 就寝 風が強い。

5月4日(日) 快晴

03:00 起床。朝食は、炊き込みごはんと味噌汁。どちらもおいしく出来上がった。メシ後、玉井の進言で、コッヘルにこびりついたご飯に水を足して雑炊にしようとするが、コゲが浮いて説明できない(いわゆるヤバイ)色の「コゲ雑炊」を生み出してしまった。本人はかなり後悔している様子。

05:05 体操をして出発。ちょうど日の出の時間で、山荘の宿泊客もみんな起きてきて、ご来光を見ていた。

05:24 金北縦走路入口通過。ここまでの車道も除雪がされていないところがあった。

05:50-06:00 824m過ぎのコルで休憩。ここまで、冬道よりも夏道を歩くことが多かった。カタクリ、シラネアオイ、エゾエンゴサク、エンレイソウなど花が多い。

06:31-37 マトネ。出発写真を撮るのを忘れていたのでここで撮る。ここからは眺めのよい稜線歩きになり、金北山もよく見える。妙見山のガメラレーダーに玉井が興奮する。

07:18-28 休憩

07:47-52 934.8mの三角点過ぎ。この先しばらくは夏道を行くことになりそうなのでピッケルをしまう。

08:14 イモリ平通過。携帯トイレのブースがあった。一応、水場の標識があったが、この時期はあてにしない方がよい。

08:22-34 休憩。

08:40頃 イモリ平過ぎの950mピーク付近で道に迷う。尾根の東側にあるトレースを見失ったのが原因で、忠実に尾根をたどりヤブ漕ぎになってしまった。10分ほどヤブと格闘した後、正規のルートに復帰した。

09:13 天狗の休場通過。さっきのヤブ漕ぎもあってか、みんな疲れてきている。

09:23-33 休憩。このあたりは天然のスギが多い。花粉が飛んでいるのがよく分かる。花粉症の吉田さんが辛そう。

10:15 あやめ池。池は雪に埋まっている。この先の急登に備え、ピッケル・長そでを装着させる。

10:30-38 宮田くんが滑落停止訓練をしたことがないということなので、あやめ池より少し先の斜面で練習をする。

10:43 急登取り付き。前の人とある程度間隔をあけて登る。ステップは切ってあり、登りやすいが、かなりの斜度で下を見ると恐い。補助ロープもあったが、長いのであまり頼らない方がいいだろう。

11:05 金北山頂上…の裏
 山頂から見ると佐渡島の形がよく分かる。山や水田、海が見え、いつもの山行とは一味違った風景を楽しむことができた。山頂には、2010年まで使われていたレーダードーム(解体中)やその他の自衛隊関連施設があり、見ていて面白かった。ただ、残雪期にドンデン山荘方面から登ると、山頂の神社に行く道が分かりにくく、我々は神社の裏手に出てしまった。他にも山頂の神社を探しているパーティがいくつかあった。
 ここで行動食の夏みかんを食べる。すべての房に種があったがおいしかった。残った3つのみかんをめぐってじゃんけんが始まる。

11:30 出発。このあと山頂の神社で記念写真をとる。

11:49-55 防衛省管理道路(事前に届け出が必要)は最初、雪に埋まっていたが10分も歩くと雪がなくなったのでピッケルをしまう。

12:33 マツムシ平通過。日輪が見えみんな興奮する。

12:45-55 妙見山山頂。ガメラレーダーを間近に見られたことに満足。暑い。

妙見山から妙見登山口までは2つの道があり、今回はおしん林へ下ったが、このコースは残雪期には雪の急斜面を下ることになり危険なので、ツツジひらへ下るコースを使った方がよい。事実、我々もおしん林へ行くのを諦め、ツツジひらへ下山した。

13:25-30 妙見登山口着。下山完了。ここから白雲台までロード。

13:40 白雲台着。観光客がたくさんいる。ソフトクリームを買って食べる。

 ここからタクシーで両津の椎崎温泉へ向かう。温泉は、「朱鷺の舞湯」。露天風呂しかないが、金北山・加茂湖の眺めが良い。ただ、洗い場が2つしかなく順番に風呂に入った。その後は両津のカフェで食事し、19:30発のフェリーで新潟に帰った。フェリーは今年4月に就航した「ときわ丸」でピカピカだった。まるでホテルのような内装をしている。船内散策が楽しかった。

22:39 内野駅着

■携帯電話の電波状況
この山域は、比較的auが強いそうだ。金北山山頂で2本。白雲台で3本入った。
ドンデン山荘はダメ。他は未確認。

■反省・感想
・ここ数年のGW山行は、計画は立てられるものの諸事情で中止になることが多かったため久しぶりの山行となった。佐渡の金北山は、この時期花が素晴らしいが、雪は大量に残っており、しっかりとした残雪装備で登らなければならないだろう。
・GW4連休の初日の交通機関の混み具合を想定していなかった。もう少し余裕を持った行程にすればよかった。
・ルートファインディングが甘かった。
・妙見山~妙見登山口の状況をよく把握できなかった。
・佐渡の山に登れたことに満足。山から海が見えるのが新鮮。
・稜線上は植生が少なく眺めも良かった。
・花がきれいだった。まさにフラワーロード。

■他のメンバーの反省・感想
・山行前に地図をもっと見ておくべきだった。
・ごはんをうまく炊けた。
・仕事内容が把握できていなかった。
・V8テントの設営方法を忘れていた。
・医療の出番がなかった。
・ラジオの周波数を事前に調べておくべきだった。
・判断にもたついてしまった
・遅刻してしまった
・楽しかった。
・佐渡全体を見られてよかった。
・景色がどんどん変わる稜線歩きが楽しかった。
・つらい登りの後に見える景色が素晴らしく、アメとムチのような感じだった。
・稜線上の風が気持ちよかった。
・ガメラレーダーとか日輪とかいろいろ見られてよかった。