安達太良山Revenge!

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■山域
 安達太良山
■日程
 2014/10/25-2014/10/26

■メンバー
 ○CL:玉井 ○同格:石戸谷 ○医療:竹内 ○SL:小野寺 ○食当:佐藤 ○装備:吉田 ○気象:水谷

■行動記録
10月25日(土) 快晴
0630 新大西門に集合。竹内が寝坊したが,今回はレンタカーで行くので遅れはそんなに問題ない。
    「むっちゃ晴れてる。超快晴ヤバい(原文ママ)」。

0645 二台の車に分乗して西門出発。
        
0815 「紅葉を見に行こうよう」by石戸谷  このネタハマったっぽい。

0921 喜多方市入ったところで休憩して車の周囲を少し散策する。紅葉むっちゃ綺麗。休憩中佐藤班に抜かれる。

0940 佐藤班を待たせているというのに磐越西線の鉄橋を見るために一時停止。
    ちなみに廃墟や箱物好きな玉井的に橋の雰囲気は凄く好みだったの満足。

1010 喜多方駅着。佐藤班は待ちくたびれてぶた汁を食べたりなんだりしてたそうで。

1220 湯の上駅着。藁ぶきの駅舎,いろり,紅葉,足湯とテンション上昇不可避。

1256 吉田班大川ダム着。「来て正解(原文ママ)」だそう。多くは語るまい。ちなみに佐藤班は寄らなかった。

1458 五色沼着。寄り道した割には佐藤班と同じくらいに到着した。相変わらず紅葉綺麗。
    池には大きな鯉がたくさん泳いでいておいしそうだねぇと言う事を話していた。

1645 沼尻登山口着。当初の予定では2年前と同様に沼尻温泉でテント泊し,
    26日に登山口までロードする予定だったが,登山口まで車で入れそうだったので
    計画を変更し沼尻登山口まで車で登ってきた。
    自分達の他にも軽・ワゴン・セダンなど多くの車が入ってきており,夜中でなければ車で登れると思う。
    ちなみに気象通報の時間は過ぎているが,天気図は車内で描いてもらった。
    テントを張るが,ペグは刺さりにくく,岩を結んで固定する。
    
    駐車場は広く,公称通り50台は楽に泊まれる印象。
    やや硫黄臭いのが気になるが,テン場としては申し分ないロケーション。なおトイレはない。
    携帯はDocomoでLTEがはいる。LINEもサクサク使える。auも電波は3本立っている。

    先輩が食当をやるのは何年かぶりのはずなのにご飯は結構美味しい。
    ちゃんこ鍋に手作りのつくねを持ってくるこだわりよう。デザートのプリンもパッと見固そうだが意外と美味しい。
    食後はお酒を飲んだりなんだり。夜間はやはり寒く,十分な寒さ対策を準備してよかったと思う。

2030 就床。一日目は観光に始まり観光に終わった。夜中に玉井の独り言がうるさいとか言ってはいけない。

10月26日(日) 快晴
0230 起床。テントを撤収し,各自で朝食をとる。辺りは真っ暗。朝(?)起きて星が綺麗って中々珍しい。
    なお竹内はヘッドライトを忘れたために玉井の懐中電灯を借りる。

0325 体操。息は多少白いが気温は意外と寒くない。

0331 登山口で写真をとって出発。

0347 5分休憩。服を脱ぐ。

0351 出発。暗くて道も地形も見えない。

0410 採集場前分岐着。2年前はここからすごい急なざれ場を降りた記憶があるが,今回はそうでもなかった。
    道が新しく整備されたんだろうか。

0425 廃小屋着。休憩。この後しばらくは沢沿いに進む。

0435 出発。暗くてどこに印があるのか非常に分かり辛く,何度も道を外れかける。
    しばらく歩いて障子ヶ岩から北に伸びる尾根の根本付近には,
    事前の情報にない2か所の渡渉があった。竹内に貸したライトは非常に強力で,大いに役立っている。

0512 沢と登山道の分岐点付近に沼の平コースと胎内岩コースの分岐あり。岩にペンキで文字が書かれている。

本来なら我々はここから北東に向かい胎内岩コースに入る計画であった。
しかし日の出前の暗闇は予想以上に深く,目印となる看板を見落とした我々は
平成9年の死亡事故以来立ち入り禁止となっている沼の平コースに進入してしまう。

0525 「休憩10分。道分からない。何度も道をはずれかける。さっき後ろに見えたのは看板?
    沼の平コースを進んでいるという強い不安がある(原文ママ)」
    同格と現在位置について協議を重ねる。

0535 出発。周囲が明るみ始める。

0540 GPSを使用する。現在位置は1388点のすぐ手前であり,完全に沼の平コースを進んでいたと判明する。

0559 沢と登山道の分岐まで引き返す。明るくなるとロープと看板が視認できた。胎内岩へ至る正規の登山道に入る。

0619 1450近く。道が二つに分かれている。左を選んだSL以下4名は,右に進んだ3名とすぐに合流できると思い先に進んだが,
    結局二つの道は合流せず,引き返して右に進んだ3名と合流する。若干のタイムロス。

0626 1500近く。休憩。

0636 出発。

0645 胎内岩着。ザックをおろして引っ張りながら岩の隙間をくぐりぬける。

0719 石楠花(しゃくなげ)の塔通過。離れて見ると飾ってあるプロペラがトトロやうさ耳っぽいとか考えつつ。
    ちなみに空自練習機が墜落した場所に立つ慰霊碑である。

0726 鉄山避難小屋着。10分休憩。ここまでむちゃくちゃサクサクこれた。
    行動食を食べる。ちなみに行動食はリンゴと柿(硬い)の選択式である。
    避難小屋は大きく綺麗だが,置いてあったノートにある遭難しかけたという文字に身がすくむ。

0740 出発。

0751 鉄山通過。風が強くなり2年前の記憶が思い起こされる。
    
    鉄山から稜線に出る道が見つからない。
    鉄山山頂手前に沼の平側から周りこむ道があったが発見が遅れ,
    くろがね小屋側から周り込むようにして既に相当斜面を下っていたSL以下先頭の三名は,
    一度分かれてそのまま進み,稜線上で合流することにする。
    鉄山避難小屋方面から歩いてきた人にとって正規のルートはかなり発見しづらく,
    事実SL達の進んでいた(本来非正規の)道には他の人の歩いた跡が多くあったという。

0823 矢筈森分岐着。やや遅れがあるが計画した許容範囲内であり,安達太良山山頂へ向かう。

0841 安達太良山頂(という看板)着。三角点はここから10メートル程岩場を登った上にあり,途中には鎖もある。

0849 安達太良山頂(という看板)まで下りて休憩。携帯は電波入らず。
    
0859 出発。

0917 峰の辻分岐着。

0946 くろがね小屋着。温泉は10時からの開店だったため,しばらく待つ。開店時間は調べていなかった。
    なお開店前でもトイレは使用できる。ペーパーを流せ水で手を洗えるという整いっぷり。
    ちなみにクーポンがあり温泉には無料で入れた。一番風呂最高すぎ。

1040 出発。直後くろがね小屋に軽トラが入ってきてビビる。

1107 峰の辻着。休憩。30分も歩いていないが,温泉に入った後の行動で普通はまずあり得ないほど疲労している。
    
1117 出発。

1133 矢筈の森通過。

1151 船明神山着。道標あり。

1156 船明神山少し過ぎで休憩。「風穏やか。気温相当高い。天気快晴。超気持ちいい(原文ママ)」

1206 出発。

1230 1641点手前。同格の「ポッティング」の間しばし休憩する。

1238 出発。

1242 1641点通過。

1323 採収場前分岐着。10分休憩。

1333 出発。

1400 沼尻登山口に下山完了。

合計行動時間:[07:48](沼の平コースへの迷い込みのタイムロスを含む)
          [07:14](同含まない)

元々のコースタイムは[8:55]であり,道迷いがなければ合計で1時間半以上コースタイムをまいた。
道迷いのタイムロスを含めても1時間程まいている。
コースタイムの計算は余裕をもった妥当な計算だったと思います!

■反省・感想
今回くろがね小屋温泉の開店時間を調べていなかった。
もし道迷いなどがなければ30分ほど早くに小屋についていた計算なので,
開店を待つために大幅な計画変更をせざる負えなかったかもしれない。
後述する沼の平コースも含め,今回コースの情報を集め足りなかったと感じる。

沼の平コース(廃道)への侵入について
通常であれば立ち入り禁止の看板とロープによって沼の平コースは進入できない。
しかし暗さで視界の著しく悪い我々は看板を見落とし,
本来の道を見失ったために南東に延びる沢沿いの沼の平コースに入ってしまった。

沼の平コースは平成9年の死亡事故以来廃道となり封鎖されていたが,目印のペンキはそのまま残っていた。
「20年近く経過したペンキがそのまま残ってはいまい」という思い込みも今回道を誤った原因の一つである。
また安達太良山は火山であり,従って有毒なガスのせいで植物はほとんど茂らず,
胎内岩前の登りまではガレ場を進むことになる。

以上の理由から沼の平コースは廃道と言えど一見道はよく整備されており,
霧や夜など視程のごく短い状況下では沼の平コースを正規の道と誤認する危険性が高い。
むしろガレ場は基本的にどこでもあるけるため,一度目印を見失うと昼間であってもコースを外れる可能性は十分に考えられる。
今後の山行においては,廃道となったコースについても十分な情報を集める必要がある。

なおこれまで玉井は山にGPSを持ってはいくものの使用した試しが無かった。
このため「危険な沼の平コースに入ってしまったのではないか」という不安がありはすれど,
しかしそのような感情を持ってなお,指摘されるまで「GPSを使う」という発想がそもそも浮かんでこなかった。
このことも沼の平コースへの侵入が大きくなった原因の一つである。

無論のこと,GPSを使ってはいけないという規則は皆無である。
暗闇・霧のように視界が悪く読図もできない状況化では遭難やタイムロスを避けるためにも,
地図をに睨んで現在位置を議論するよりは,躊躇わずにGPSを利用すべきだと強く感じる。
むしろ山行記録の一環としても,一定間隔ごとにGPSを起動し位置情報を記録してよいかもしれない。

沼の平コースを進んでいる間は,取り返しのつかない危険な道を歩いているのではないかと言う恐怖を感じていた。
メンバー全員が何もなく下山でき本当にほっとしている。

感想
今回の山行は2年前に安達太良山を撤退したことからそのリベンジとして計画した。
天気は終日快晴で,懸念された寒さや強風もなく,リベンジに成功したこともあり登山として非常に楽しいものだった。
主に登山道について多くの問題はあったが,同時に学ぶべきところも多く,
先輩方と登れる残り数少ない機会という点も含めて,非常に実りの多い山行だったと思う。
正直計画立てて大正解だったし,これなかった人ざまぁとすら思う大変満足した山行でした。
(by 玉井)

■その他メンバー感想、反省まとめ
・登頂できてよかった。
・ごはん美味しかった。
・思い出に残る名山行。
・秋山らしい天気で火山地形も綺麗だった。
・カラマツ,星,火山地形,すばら。
・特になし(食)
・持ってくる食材多すぎでは?(プリンの牛乳とか)
・ナイフ忘れた。
・休憩と行動のタイムバランスは臨機応変に崩していいのでは?
・天気図は描けたがやや雑だった。予報は上手くできた。(気)
・後輩に示しをつけるために,先輩であっても天気図は描くべき。
・ヘッドライトや医療の水など忘れ物をした(医)
・ルートファインディングが甘かった。コンパスの使い方も不慣れだった。テント内の仕事などはちゃんとできた(SL)
・SLはクマ鈴を出し忘れないように。
・記録がおろそかになりがち。沼の平コースやくろがね小屋など下調べ足りなかった。(同,CL)
・暗がりの読図の困難を想定していなかった。迷いやすい場所に暗い時間はいるべきでない。(CL,同)