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富士山に登らない理由

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A「部活なにやっているの?」
私「ワンダーフォーゲル部っていう登山する部活だよ。」
A「へ~すごい、富士山登ったことある?

山岳系の部活に所属していることを言うと、あくまでも私の感覚だが、8割くらいの人から富士山に登ったことがあるか聞かれる。おそらく似たような経験をしたことのある人も多いのではないだろうか。登山をしていない人にとって、知っている山と言えば富士山か高尾山くらいで、話を広げようとしてくれているのだろう。
個人的に家族や友達と富士山に登ったことがある人はいるだろうが、部活単位で登った経験がある人は少ないのではないか。今回はその理由や背景をまとめてみる。

①費用がかかる
 山開き期間では、5合目以降になるとテントを張ることが禁止されている(5合目前には佐藤小屋、表富士グリーンキャンプ場がある)。弾丸登山をしない限り、山小屋での宿泊は必須である。費用は1泊6000~8000円ほど。ただでさえ富士山までの交通費がかかるので、金がない大学生には予算的に厳しい現状がある。

②人が多すぎる
 標高日本一であるとともに、世界遺産に登録されたことにより、日本のみならず世界中から登山客が押し寄せている。渋滞に巻き込まれることは覚悟しなければならない。私たちの部活ではコースタイムや地点ごとのタイムリミットを設けている。予測できないコースを計画するのは難しい。

③山らしさが薄れる 
 富士山には多数の山小屋、きれいなトイレ、救護所、おみあげ屋といったように通常の山では考えられない施設・設備が整っている。大変ありがたいことで嬉しいが、その一方山らしさを求めることはできない。

④いつでも行ける 
 5合目まで車で行けるなどアクセスが整っている。また、コースや住んでいる地域にもよるが2~3日あれば登れる山であり、社会人になってからでもいくらでも登れる。富士山よりむしろ、雲ノ平や飯豊連峰といった長期縦走を強いられる山域に、大学生のうちに登るほうがよっぽど価値があると考える。

 ここまで富士山に登らない理由を書いてきたが、富士山が嫌いということではない。むしろ実家から見える富士山には毎冬心を奪われていた。死ぬまでに一回は登っておきたい。しかし時間に余裕のある大学生であるならば、「標高日本一」の知名度にとらわれることなく、今しか行けない山域に足を踏み入れてみてはどうだろうか。
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